トラブルシューティングの基本

Duktapeの初期化時にアプリケーションがクラッシュするなど、予期せぬ問題が発生した場合、その問題を診断するための基本的な手順をいくつかご紹介します。

• tools/configure.py で -DDUK_USE_ASSERTIONS を指定してアサーションを有効にします。
• デバッグプリントを有効にする。デバッグプリントを有効にする方法を参照してください。
• 可能であれば、valgrind や他のメモリチェッカーで実行し、明らかなメモリ破壊の問題を除外してください。
• Duktapeのカスタム設定を使用している場合、(可能であれば)デフォルトの設定を使用してみてください。それがうまくいった場合、問題を特定の設定オプションに突き止めるようにしてください。
• カスタム/組み込みの libc で実行している場合、数学のサポートが完全に IEEE に準拠していることを確認してください。特に、不足している数学関数の代替が必要な場合、少なくとも以下の関数が正しく動作することを確認してください（これらはDuktapeの内部で使用され、Math組み込みだけではありません）。
• fmod()
• floor()