duk_has_prop()
1.0.0 property
プロトタイプ
duk_bool_t duk_has_prop(duk_context *ctx, duk_idx_t obj_idx);
スタック
| ... | obj | ... | key | -> | ... | obj | ... |
要約
obj_idx の値が property key を持つかどうかを調べますす。 key はスタックから取り除かれます。リターンコードとエラースローの動作
プロパティが存在する場合、1 が返されます。 プロパティが存在しない場合、0 が返されます。 obj_idx の値がオブジェクトでない場合、エラーがスローされます。 obj_idx が無効の場合、エラーがスローされます。 プロパティの存在チェックは、ECMAScript の式 res = key in obj と同等です。セマンティクスについては、Property Accessors, The in operator, および [[HasProperty]] (P) を参照してください。キーは強制されます。
key 引数は、文字列または Symbol になる ToPropertyKey() 強制適用を使用して、内部で強制適用されます。配列と数値インデックスには、明示的な文字列強制を回避する内部高速パスが存在するため、該当する場合は数値キーを使用します。 ターゲットがhasトラップを実装するProxyオブジェクトである場合、トラップが呼び出され、APIコールの戻り値はトラップの戻り値に一致します。
ほとんどのプロパティ関連APIコールのように)任意のオブジェクト強制値を受け入れる代わりに、このコールはそのターゲット値としてオブジェクトのみを受け入れます。これは、ECMAScriptの演算子セマンティクスに従うため、意図的なものです。 もしキーが固定文字列なら、一つの API コールを避けて、 duk_has_prop_string() 変数を使用することができます。同様に、もしキーが配列のインデックスなら、 duk_has_prop_index() variant を使うことができます。
例
duk_push_string(ctx, "myProperty");
if (duk_has_prop(ctx, -3)) {
printf("obj has 'myProperty'\n");
} else {
printf("obj does not have 'myProperty'\n");
}
参照
duk_has_prop_index duk_has_prop_string duk_has_prop_lstring duk_has_prop_literal duk_has_prop_heapptr