キャラデザで悩まないための3つの方法

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多くの技法書はキャラクターデザインを足し算で説明しています。それは間違ったやり方ではありません。しかし、さらにもう一手間加えるだけでデザインは劇的に良くなります。この記事ではその方法について記します。

■ キャラデザが止まらない裏技

キャラデザがなかなか進まない、そんなお悩みはありませんか。どこから手をつけて良いのかわからない。どんな服装を着せればいいのかわからない。そう感じたことは絵描きなら誰でも一度はあると思います。

そんな悩みを一気に解決できる方法があったらいいと思いませんか。実はあります。意外にもすごく身近にあるもの、ウェブでもそれなりの頻度で見かけるものです。それはお題です。

お題を決めることはキャラデザの第一歩です。お題のことをテーマとも言います。何かを作るときは決まってテーマを考えましょうと言われるものです。そうです。お題つまりテーマさえ考えてしまえば、キャラデザは順調に滑り出します。

でも「お題を考えるの苦手なんだよなー」と思ってしまいますか。大丈夫です。何も自分で考える必要はないからです。誰かに決めてもらってもいいですし、辞書で適当に見つけた単語をテーマにしてもいいのです。お題を決めてくれるウェブサービスもあります。

例えばランダム単語ガチャというウェブサイトは、サイト名の通りランダムに日本語の単語を生成してくれるサービスです。私が開いたところ、次のような単語が選出されました。

(ランダム単語ガチャのキャプチャ画像)

ここでは『ガラスのハート』という言葉が選ばれましたね。はい、もう迷う必要はありません。ガラスのハートというお題でキャラデザを始めましょう。いい加減な方法だと思いますか。そうかもしれません。それでも、迷って一歩も踏み出さないよりは、一歩でも二歩でも踏み出したほうが良いと思いませんか。

ちなみにお題をランダムに作ってくれるサービスは他にもたくさんあります。一例をあげますね。

・ランダム単語ガチャ
・ランダムお題
・ランダムテーマジェネレータ

■ キャラデザは連想ゲーム

お題だけでキャラデザできる人も中にはいるかもしれませんが、多くの方は悩むことでしょう。そこで一般によく見聞きするキャラデザ法が登場します。それは一言で言うと、複数の要素を組み合わせるという方法です。

例:ガラスのハート + 少年 + ハト + ・・・

どうでしょう。心の繊細な少年がハトの翼が舞い降りる中にひっそりとたたずむ姿が想像できるのではないでしょうか。どんどん要素を足していく、これが足し算方式のキャラデザです。

つまずきやすいところは、そもそも足す要素が思い浮かばないということではないでしょうか。何かコツはあるのでしょうか。あります。それは連想ゲームをすることです。最初のお題から枝分かれするように、連なって思い浮かんだものを要素として取り込めばよいのです。

自力で連想する必要はありません。友だちなどと一緒に連想ゲームをしてもよいですし、類語辞典などを使って近い意味合いを持つ言葉を探してもよいのです。単語を連想してくれるウェブサービスを利用する方法も良いでしょう。

例えば、連想類語辞典というウェブサービスでは、一つの単語から連想される単語をたくさん検索してくれます。『ガラス』という単語を入れた場合は『透明感のある』といったものから『繊細』といったものまで列挙されます。

(連想類語辞典のキャプチャ画像)

表示された単語を選んで、さらに連想検索を続けることも可能です。どんどん要素を追加していきましょう。迷う必要はありません。結果から選ぶだけです。

例:ガラスのハート:ガラス + ステルス + 隠蔽 + 猫かぶり + ・・・

これだけで一人のキャラクターができてしまいますね!

ポイントは要素をできるだけ詰め込むことです。なぜでしょうか。買い物で洋服を選ぶときのことを想像してみてください。選ぶのにとても時間がかかるのではないでしょうか。取捨選択は時間とエネルギーを使います。洋服の場合はお金がかかるのでセーブする必要がありますが、キャラデザの場合は無料です。迷うくらいなら、どんどん要素を組み込んでしまいましょう。

〜〜〜 コラム 〜〜〜

ここまで読んで「そもそも要素をイラストにすることができない」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。もっともな意見です。そこが一番難しいと言っても過言ではありません。残念ながら、この記事では、そこを解決する方法を提示することはありません。

自信満々に説明しているのを聞くと、そうなのかと思ってしまうかもしれませんが、実のところ説明不備は多々あります。そうなる原因は時間的な制約だったり、調査不足であったりといろいろです。

私はこうも思います。何か伝えたいことがたくさんあって、大切なことが山ほどあるとしても、本当に伝えるべきことはせいぜい1つか2つであり、筆者がするべきことは、ただ読者を元気づけることなのではないか、と。

勇気を出して一歩踏み出すと、意外にできてしまうものです。そうであれば、私ができるのは、そしてするべきなのは『できる!』と思わせることなのかもしれませんね。という長めの言い訳でした。

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■ キャラデザの根幹だけを残して削る

最後にするべき工程は、余分な要素を削ることです。どのくらい削るべきでしょうか。可能な限り、全力で削ります。『これを削ったら、このキャラじゃなくなる』という段階に至るまで削ります。これが引き算方式のキャラデザ法です。

例えば、とても有名なキャラクターを思い描いてみてください。夢の国のねずみさんでも良いですし、世界一有名な配管工でも、リボンをつけた猫のキャラクターでも構いません。そのキャラクターから、1つの要素を外してみたとしましょう。手袋を外すとか、ひげを取るとか、リボンを外すとかしてみるのです。すると、不思議なことが起こります。そのキャラクターではなくなくなってしまうです。

逆もまた然りです。キャラクターの根幹となるデザインさえ分かれば、そこにどんな要素を足してもキャラクターは維持されます。キャラクターの一番シンプルでミニマルな状態になるまで要素を削りましょう。

■ まとめ

これまでの内容は3つに要約できます。

  1. お題を決める
  2. 要素を足す
  3. 要素を削る

これだけです。この工程をこなすだけでキャラクターをデザインすることができます。そいてその工程をこなすのに、ウェブサービスなどを利用する方法についても記しました。

本当のところを言えば、キャラクターデザインは難しいです。難しいと100回は言ったうえで、一度くらいはこう思ってみるのはいかがでしょうか。『キャラクターデザインなんて楽勝だ』と。

やってみましょう。踏み出してみましょう。当然のように失敗するでしょう。しかし、得るものは確かにあります。大切なのはチャレンジすることです。

さあ、キャラクターデザインをしてみましょう。そのとき、この記事で読んだ3つの秘訣が役に立ったら幸いです。

ではまた!

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